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zoom RSS 会報記事 京都漱石の會 第一回例会に参加して  広瀬 勤

<<   作成日時 : 2009/12/10 20:57   >>

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 京都漱石の會 第一回例会に参加して  広瀬 勤

 4月12日の第一回例会には、私たちのグループは春日井市の中崎さんを中心に5名で参加しました。まず、午前十時二十分から行われた漱石句碑供養に参列しましたが、これまで御池大橋西詰めに漱石の句碑があることは知りませんでした。一日中勉強することばかりでしたが、その始まりが句碑でした。
 句碑は漱石生誕百年に当たる一九六七年に建てられているが、殆どの人に知られていなかったのではないでしょうか。当日句碑について説明する駒札(名所案内札)の除幕式が行われたが、この駒札の説明により広く知ってももらえる機会が増えたのではないかと思いました。除幕式の後、門川京都市長の祝辞がありました。その挨拶で紹介された、英語の早期教育の審議会で「我輩は猫である」を英訳すると、「アイ アム ア キャット」であり、今の日本語にすると「私は猫です」になり、日本語をよく理解するためにも、英語の早期教育が必要であるという話があった、ということにたいへん興味を持ちました。「我輩は猫である」という表現は、日本語の表現の豊かさや感性に恵まれた日本文化を象徴していると思いました。天龍寺管長佐々木老師の読経で追善供養が始まり、参加者の焼香が続きました。
 この後、漱石の句碑に詠まれた多佳女ゆかりの祇園新橋通を散策しながら、都をどりの会場に向かいましたが、白川沿いの満開のしだれ桜や茶屋が立ち並ぶ通りを見学しましたが、街の中とは思えない落ち着いた雰囲気で、舞妓さんがだらりの帯をゆらしながら歩いていく様は、まさしく古都京都でした。
 都をどりは初めて観ましたが、華麗な衣装をまとった踊りというよりも能の仕舞いのような動きであり、シンプルで少ない動きで、多様な表現をしていると思い、あとで調べてみるとやはり能の仕舞いが加味されているということで、都をどりも京都文化の伝統があってこその想いを深くしました。また、いちばん見やすい席を用意していただき、お世話いただいたご配慮に感謝しております。
 都をどりを観賞してからタクシーで懇親会会場に移動し昼食。桜橘庵は入り口は狭いが、中に入ると広い庭があり、都会の真ん中にあるとは思えない静かな邸内で、やはり京都らしいつくりに見入りました。
 昼食後の懇親会は話題が豊富で、しかもただただ教えられることばかりで、皆様の漱石への熱い想いがひしひしと伝わってきました。一草亭に贈られた漱石の書画を観賞するだけでなく、その書体の分析まで紹介される方もおられるなど、興味深く耳を傾けていました。また、「猫」好きの方がたの人間模様を楽しく聞かせていただきました。
 私はこの度漱石の會でいろいろ聞かせていただいたことを参考に、念願の漱石全集を読破したいと思います。

   (奈良市在住・消費生活アドバイザー 元松下電工株式会社勤務)

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会場門に立つ「皆川淇園弘道館址」




虞美人草 「京都漱石の會」会報 《第2号》 p.12 より



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