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zoom RSS 会報記事 秋の嵯峨野 第2回研究会に参加して 雑部健一

<<   作成日時 : 2009/12/16 23:59   >>

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 秋の嵯峨野
 第2回研究会に参加して  雑部健一

 丹治先生から、10月末に研究会を京都の嵯峨野でするという、ご案内をいただいたので、秋の一日をアカデミックな雰囲気に浸るのも良いことと思い出席しました。春に行われた初会に続き期待感と一抹の緊張もありました。
 京都へ行くときは普段、阪急を利用するのですが、案内状にはJR嵯峨野線の「嵯峨嵐山」で下車し車で、とありましたのでそのようにしました。会場は、京都で呉服を扱っておられる有名なお店の社長さんの別邸とかで、竹林に囲まれた静かな環境は頗る良く、研究会の会場としてぴったりです。我が家と比較するのもおこがましい、すごいお屋敷です。
 なにしろ門を入って玄関まで距離があります。お茶室 もそなえられた和の木造建築は、相当な広さとお見受けしました。小倉山と嵐山と愛宕山を借景にした前庭は広くて、紅葉の頃はさぞかしと思いました。静かな茶室では薄茶を頂きました。
 午前中は代表のご挨拶から始まって、永く朗読のボランティアをされている小野登士子さんの「虞美人草」の朗読があり、その後会員の自己紹介へと続きます。代表の幅広い交流と人脈の豊かさを物語るように、会員も多士済々。アポなしではとてもお会いできないような方もおられます。私の隣におられた方は、いただいた名刺を見てびっくり。さる都市TV局の局長さんでした。
 お昼は三友居のお弁当をいただく。先生は会に余裕があればもう少しいいものをと、気にしておられましたが、秋の柔らかな日差しの差し込むお部屋で、皆さんと談笑しながらのお弁当は美味しかったです。
 午後からは元同志社大学教授の玉井敬之先生の「虞美人草と漱石」と題する講演、お話のなかでは、比叡山に登った山道はこの道からでは、とか、会員の方が『虞美人草』の中で出てくる「日陰の蔓(かずら)」を実際に持ってきて見せてくださったり、和やかに進行しました。
 サプライズはといえば、漱石のお孫さんである半藤末利子さんが東京からお見えになったこと。半藤さんは今回の研究会のテーマである「虞美人草」はあまり好きな作品ではありませんが主人は好きなようですと、仰っておられたのが、印象的でした。私は「虞美人草」については、漱石の作品であることしか知りませんので会員としてはもっと勉強しなくてはなりません。講演のあと、応接間の大理石貼りの広いテーブルでベネチアガラスの器から手作りのフルーツポンチをいただき、三々五々解散となりました。
 帰途、京都駅まで「これから東京へ帰ります」という、朝日の牧村健一郎記者と短い間でしたがお話することができ、有意義な秋の一日でした。有り難うございました。次回の研究会を楽しみにしています。

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虞美人草 「京都漱石の會」会報 《第3号》 p.20-21 より



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