中国メディアインタビュー

 中国ご出身の翻訳家、コラムニストの唐辛子さんと京都漱石の會との出会いは昨年5月、鏡子夫人の『漱石の思ひ出』の中国語翻訳のお仕事を終えられた頃でした。
 以前漱石の小説を読んだことがあり「その皮肉でユーモアのある筆致に魅了されて、漱石先生に深い興味を持って※」おられた唐辛子さんは、翻訳終了後も引き続き漱石について勉強したいとネットで調べ、京都漱石の會を知って早速入会されたのでした。
 その後、丹治伊津子会長が席主を務めた桐蔭席や大徳寺での茶会にも参加されましたが、茶道を通じて感じたこと、茶会での主茶碗の銘が「こころ」だったこと、漱石自らが担当した小説『こゝろ』初版本の装丁に、清の『康熙字典』の「心」についての記述が引用されていること等、日本文化の中に生きる古典中国への想いを、唐さんはエッセイ(会報22号掲載)の中で印象的に語っておられます。

 中国の漱石ファンにとって待望の『漱石の思ひ出』中国語版は今年1月、北京の社会科学文献出版社より出版されました(裏表紙の訳者紹介欄には「京都漱石の會会員」と明記されています!)。
 またこの度、それを基にして中国のメディアが半藤末利子氏にインタビューを行ったと唐さんからお知らせを頂きました。 写真もたくさん掲載されていますので、どうぞこちらのリンクよりご覧下さい。
https://mp.weixin.qq.com/s/jjxBcgKuXhojDEBz82VUyg

 漢籍を愛し南画を描いた漱石先生、中国古典が脈々と生きている日本の茶道。日中の架け橋として活躍される唐さんが両方に関わっておられるのは様々な意味で幸運なことのように思われます。唐辛子さん、これからも益々のご活躍を!

(※会報22号掲載『脱中国の日本茶道にあった「中国」』より引用)
                       
                 京都漱石の会会員・中山久美子ストレット


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